「安全な原発などありません」訪米報告記者会見
2011年9月25日、佐藤幸子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)たち6名は、東京、経済産業省前(若者たちがハンガーストライキをしていた場所)で訪米報告記者会見をしました。(アメリカ東部のインディアンポイント原発を封鎖!のプラカードをもつ3人)
佐藤幸子さん、泉かおりさん(Shut泊&脱原発ネットワーク北海道)、アイーリーン・美緒子・スミスさん(グリーンアクション)、安斎由希子さん(北海道余市町の有機農業者)ら6名は、9月18日から25日まで訪米し、ワシントンとニューヨークの市民団体、議員(上院)、日本の原子力安全・保安院にあたるアメリカ原子力規制員会などで福島の実態を訴えた。ニューヨークではテレビのCNNにも出演した。
アメリカの市民団体やメディア(アメリカ駐在の日本のメディアも含め)からは、日本の情報が入ってこないという声が多く聞かれたという。なかには、「福島にはまだ子どもたちが生活しているのか!?」という驚きの反応や「事故は収束に向かっている」と思い込んでいる人が多いという。
また現地の反原発市民団体らと「国連よ、原発推進を止めなさい」と書かれた横断幕を掲げ、国連前でスタンディングアピールを行なった。佐藤さんは、「日本の原発の安全性を世界最高水準に高める」と国連の原子力安全に関する首脳会合で表明した野田首相に、直接「福島県民の声を聞いて下さい、子供たちの命を守って下さい。安全な原発などありません、日本が世界の手本になるように原発をとめてほしい。」と訴えた。
アメリカでは最近アメリカを襲った台風や地震の影響もあり、反原発運動が活発化しているため、電力会社は、福島原発の事故がヨーロッパ諸国に与えた影響が自国にも広がることを恐れているのか、オバマ首相の大きな写真入りの原発推進パンフレットを民主党党員全員宅に配布しているという。
(報告 長尾@地球の子ども新聞)
★地球の子ども新聞バックイシュー
126号 高濃度放射能汚染から身を守れ!(子ども福島)
127号 放射線防護の歴史と内部被曝/前編 (矢ケ崎克馬)
定価 600円(送料込み)
申し込み peco02@lapis.plala.or.jp
by earthchildhiro
| 2011-09-24 23:26
折々の出来事
by earthchildhiro
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ブログパーツ
最新の記事
2012年2月11日脱原発東.. |
at 2012-02-19 06:43 |
2011年12月28日 原発.. |
at 2011-12-31 01:39 |
放射線防護協会会長Dr. セ.. |
at 2011-12-04 13:00 |
これで原発が止まらなかったら.. |
at 2011-11-18 05:43 |
福島中通り郡山市内の11月1.. |
at 2011-11-15 03:42 |